ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群

 15世紀以降、西洋人はガーナの沿岸部に貿易のための拠点を設置した。貿易が盛んになると拠点となる要塞が次々建てられ、沿岸部は要塞群が点在するようになったのである。写真はセントラル州にあるケープコースト城とエルミナ城であるが、主に11の城や要塞が世界遺産として登録されている。いっぽうで奴隷貿易で栄えたという観点から「負の遺産」としての位置づけもある。首都アクラからはケープコースト行きのバスに乗って訪れることができる。